― こんにちは。今日はよろしくお願いします。まずはお仕事など近況を教えて下さい。
「はい、卒業後に勤めてた会社をある目標のために退職し、6月からのバイトが決まったところなんです。」
― そうだったんですね。事前には雑貨を扱ってる会社にお勤めと聞いてましたが…、そのある目的と言うのは何なんでしょう?
「その目標と言うのは…実は歌手なんです。」
― えぇ、歌手ですか! またなんで、というのも変ですがきっかけはなんですか。
「高校3年生の文化祭ですね。
3人でステージに上がって『ゆず』の歌を歌ったんです。
それで気持ちよくなって。」
― スポットライトの虜になったと…
「あー、そうです。
そのあとasayanのオーディションを受けて二次に残って、テレビまで出て、すっかりテングになっちゃって。」
― テングかぁ。じゃぁ、その頃からずっと歌手志望でその道を目指してたんですか。
「いえ、そうでもないんです。
その後の在学中は就職の事に頭がいってました。
ただ、どうしても『中尾坂』が歌いたくて文化祭の3人で歌ったんです。
でも、職場の事を考えていました。」
― では、本当に歌手なろうと思ったのはいつですか。
「昨年のZeppFukuokaのイベントで『100周年記念の中尾坂』を歌った時です。
そのあと福翔の文化祭に参加させてもらって歌った時も、自分達の番にあの講堂が満席になって、これもメチャ気持ちよかったんです。
で、やっぱりプロを目指そうと決めました。」
― ある意味Zeppが藤谷さんの人生をかえてしまったと言う事でしょうか。
「そうなればいいです。そして、今は1人ですが3人でやれたらいいと思います。」
― では、ちょっと話題をかえて在学中の話を聞かせて下さい。サッカー部にいらしたそうですが、きつかったんじゃないですか。
「きつかったですよ。
でも、後で考えたら楽しかったですよ。
先輩後輩の関係も厳しくて、やめたいと思ってましたし、実際一時やめていました。
で、3年生になる前に復帰して、すぐにレギュラーになりました。」
― 復帰してすぐにレギュラーですか。ポジションはどこ?
「センターバックをやりました。
そのポジションはその時に初めてやったんですよ。
小、中、高とサッカーをやってたんですけど、ずっとフォワードで、動きはもちろんなんですけど、気持ちの上で全然違うんですよね。
フォワードは10本の内1本入れば『やったー!』って感じですけど、バックは1本でもやられるとかなりめげますからね。
だから、後ろから見てると『もっといれろよ』って思ってましたよ。」
― きつかったけど、すごくいい思い出になってるみたいだね。
「えぇ、在学中も感じてたし、ちょっと違うかも知れないけど、卒業してから卒業生の皆さんにお会いするようになって益々感じてる事があるんです。
それは、どの業界にも福商生がいるなぁということ。
体育祭や文化祭などの時には、福商生のノリがあってとても団結力が強い。
ホントに福商に行ってよかったなぁって思ってます。」
― 藤谷さんにとってフクショウはどんなものですか。
「先にも後にも、一番楽しくすごく充実した時間を過ごした場所。
同級生の中で一番楽しんだという自信があります。
特にサッカー部に戻ってからはそう思ってます。」
― 素晴らしいね。そう言い切れる人はそういないよ。こっちまでうれしくなるね。
― もう最後になるんですけど、先輩、後輩へ一言お願いします。
「んー、先輩方にはちょっと思い浮かばないので後輩のみんなに。
『今を大切に』ということです。
今を大切にしていればきっといいことがある。
で、何でも積極的に参加してほしい。
チャンスがどこにあるかわからない、それをモノにするかそれとも逃してしまうか、参加してみないとわからない。
だから僕はフクショウに縁がある事にはなんでも参加していきたいと思ってます。」
― なんだかあっという間でした。また、時間をつくっていろんな話したいです。今日はありがとうございました。
「そうですね、また、文化祭にも顔を出したいしもっと先輩にお会いしたいと思ってますので声をかけて下さい。
ありがとうございました。」
Editor:Coppa Mijinco